千思万考

千思万考

千思万考

田舎に住んでいて、これほどいやになったことはないです。

それは、本屋に行って目当ての本が入荷していないこと。

今はネットがあるから、欲しいと思えば簡単に買えるのですが、
しかし、書店という情報を売る商売にしては、
かなりスポットが狭いと感じます。

本の流通という過程で、田舎に行けば行くほど狭くなってしまうのでしょうが、こうした問題をクリアしない限り、
本屋という商売は、この先消えて行く運命にあるのでしょうね。

欲しい本があるなら、ネットで注文したほうが確実ですが、
本屋の楽しみは、自分に合った本を探す楽しみです。
それは発掘の楽しみと同じようなものです。

だから、本屋が消えた町には住みたくないなぁと思っています。